当鍼灸院の施術方法について

当鍼灸院の施術は症状の出ている局所のみならず、その原因を東洋医学的診察(四診)によって探り出し、局所とともに原因の改善に努めます。
特色は患者さんに苦痛を与えない接触鍼法を多用し、(難易度の高い技術)、灸は灸痕を残さない知熱灸法を採用しているので安心して来院する事ができます。

施術方法の原理

病気を体の調和の崩れ(不調和)と見るならば、この不調和をいかに調和させるか、が治療の方向性を決める元となる。
 東洋医学の原典と言われる『素門(そもん)』という医学書の中には『病は陰陽の不調和』と書かれており、この陰陽の不調和を鍼灸または湯液(漢方薬)を使ってどの様に調和させるかが治療の原理となるのである。
従って、この不調和をどの様に察知(診察)し、その崩れをいかに是正させるかが治療のカギとなり、当院の治療も一貫してその原理に沿い、治療効果を上げている。

施術方法の歴史

当鍼灸院が採用している治療方法は『経絡治療』と呼ばれるもので、経絡治療とは、疾病を気血の流通路である経絡(全身に12経絡)の変動ととらえ、その変

動(虚実)を調整調和させることにより疾病を改善してゆこうとする治療方式であります。

 この『経絡治療』方式は1940年 柳谷素霊を中心とする鍼灸家のグループにより体系化・命名されました。それまでの鍼灸治療はどちらかというと『痛い処に鍼を刺す』『こっている処に鍼をする』と言った圧痛点的治療が主でありましたが、この様な局所的治療を、疾病を病んでいる体全体から観察し、全体のひずみを調整しようとしたところに
その医学的価値があります。この『経絡治療』方式は治療を医学的理論にのっとった医療にまで高めたものと現在でも高く評価されております。

治療のこだわり

治病求本 (病を治するには必ず本を求む)
病気には必ず症状とその症状をつくり出す本質(原因)とがあります。そこでその症状を標(ひょう)といい、本質を本(ほん)といいます。東洋医学の施術の特色はこの標(症状)と本(原因)を同治する事にありますが、当院の治療方法もただ単に局所の改善のみに終わらず、その原因の除去をも考慮に入れた施術方式を採っておりますので、慢性症状でお悩みの方は一度当院にご相談下さい

めまい他

64才 女 平成16年5月18日 急性めまい、吐き気、数日前より耳閉塞感

■診断 脈 :脾肺虚・胃実 病因:脾胃気の昇降失調
■治療 中かん(ちゅうかん)、気海(きかい)、寸三4番 灸頭鍼 脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)、寸六4番 灸頭鍼 肩背部、短鍼置鍼 6本 治療後、メニエル症候群が疑われたので、医院に行く様、指示 (同日夕方訪れ、すっかりめまい、吐き気もとれたとの事、医院に行く車の 中で吐き、その後症状は治まった。 一応治癒。)

坐骨神経痛

69才、男性の坐骨神経痛(医診)の場合、この様にカルテに書いています。

初診、平成16年4月7日 医診、坐骨神経痛 主訴 右臀部より下肢(背面=膀胱経)にかけての疼痛(刺痛、電気が走った様)→寝起きが最もつらい それまでの治療 整形外科にて、鎮痛剤、血流促進剤による投薬治療 生理状態 食欲:普通  眠:痛みの為寝不足  便:1日1回   尿:普通 診断  脈:沈やや遅  皮毛:?理密(そうりみつ)   病因:腎虚、寒湿侵襲 5月24日 腎虚、太けい(たいけい)刺入 補 右臀部 寸六 4番 灸頭鍼 2本 右腰部 寸六 4番 灸頭鍼 2本 右腓腹筋(右承筋寸三四番2本置鍼 右承山 寸三4番灸頭鍼1本) 以後、上記同様治療12回にて治癒

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