女性と血の話
女性は血を以って本と為す
この言葉ご存知でしょうか?
「女性は血を以って本と為す(けつをもってほんとなす)」
意味としては、女性のカラダの健康や美貌は、「血(ケツ)」が充実していることが基本です。と言う意味です。
女性は毎月毎月、生理などで血を消耗し、また妊娠・出産または育児などでさらに血が消耗すると言われていて、女性と血はとても関係の深い間柄だと言えます。
妊活にも血が少ない方は不利に働くことがあるので、早めに改善をするといいと思いますよ。
血足りてますか?
チェックリスト
- 冷え性
- 乾燥肌
- 貧血
- めまい
- 眠りが浅い
- 生理が少ない
- 便秘気味
- 落ち込もやすい
- 髪にツヤがなく、切れ毛が多い
- 爪が割れやすい
- 疲れ目
幾つか心当たりある方は血が消耗気味(血虚)ではないかなーと感じます。
心当たりがある女性は早めに改善を心がけましょう。
血を補いましょう
鍼灸や漢方の考えで、血は起きていれば常に消耗し、寝ることで休ませられると考えています。補うことも大切ですが、消耗させないことも同じくらい大切になってきます。
消耗を避けるためには、目を酷使しないことと、夜更かし。
それは避けましょうね。
血を補うためには、まずは睡眠と食事。
睡眠は、7時間寝ているから大丈夫だとかいうことではなく、何時に寝るかが大事。
できれば22時には床につき、カラダを休めることが大切です。
睡眠に質も大事で、質を向上させるには
- 副交感神経を高めるために、夜は明るすぎない照度で
- 寝るときお腹を空っぽにしてほしいので、寝る3時間前には食事を終わらせる
- お風呂は寝る1時間半前までに入る
- お昼は15分くらいは日光浴を
- ベッドにはスマホは持ち込まない
- ベッドルームは適温で
- ベッドルームは真っ暗に
- 重い布団で眠り向上
これらを行うと睡眠の質が上がると思います。
食事は、基本的には胃腸に優しい食材で。
できるだけ生物や冷たいものは避けるといいと思います。
薬膳などの面から見ると、血を補う食材は、クコの実、なつめ、トマト、小松菜、うなぎ、牡蠣、牛肉、レバー。
他にもたくさんありますが、これらを食事に取り入れるといいと思いますよ。
また、胃腸が悪い方は、早めに改善を試みましょう。
胃腸がよくないと、せっかく血を補う食材を摂っていても、うまく栄養素が取り出しづらくなり、栄養にならないので、胃腸が悪い方は早めに改善しましょうね。
それと偏食はかえって胃腸の負担となるので偏食はやめましょう。
血を補うためには鍼灸も良い効果がえられるとおもますので、一度試してみてもいいと思います。